Glioblastoma, 膠芽腫
腫瘍、腫瘍化とは? 生体にとって生理的反応とは考えられない細胞の「自律的増殖」がその核心にあることに疑いはない。 頭蓋内に原発する腫瘍の約半数は glioma であり、そのまた半数以上が glioblastoma である。
図A: 1960 年代の glioblastoma 例(外減圧術施行)で、脳腫瘍の実態を如実に表現している。
図B: その割面では、両側大脳半球に広がる「浸潤」の像がみられる。 これは右半球白質に原発した glioblastoma が脳梁を経て左半球白質へと浸潤したものである。
図C: その組織像。 腫瘍性との判断には、細胞の増加がその基本である。
図D: Glioblastoma にみられる pseudopalisade と呼ばれる小壊死巣を取り囲む細胞配列(左)と内皮細胞が増生し、 glomerularstructure を示す小血管(右)。