よく分化し、異型性(退形成を含む概念)の度合いも低い glioma は生命予後もよいとされている。 どのようなものがあるか。
図A: 正常の astrocytes からそれほどずれてみえない腫瘍細胞が密度低く出ている(astrocytoma)。 しかし、そのびまん性と浸潤性が問題となることは先に述べた。
図B: 全体に均一な形を呈し、核周囲の明るく抜けた胞体を特徴とする細胞から構成されている。 その細胞は正常な白質でみる oligodendrocytes に類似している(oligodendroglioma)。
図C: 均一な腫瘍細胞が中心管を模倣した配列(ependymal rosettes)を形成している(ependymoma)。
図D: 正常な脈絡叢と殆ど区別できない(choroid plexus papilloma)。 ほぼ均一にみえる腫瘍細胞という表現は、未分化な芽細胞類似のものか、よく分化して異型性の度合いの低い正常細胞類似のものに当てはまる。