ここでは、その発生に年齢、部位が強く関連しているふたつの腫瘍を独特な腫瘍として取り上げる。 ひとつは medulloblastoma である。 本腫瘍の発生は、その 70% は 16 歳以下、そのピークは 7 歳頃である。 男性にやや多い傾向がある。 発生部位は、その多くは小脳虫部で、第 IV 脳室に突出する。
図A: その肉眼像。
図B: そのルーペ像。
図C: リンパ球よりやや大きいが、全体に小型、比較的均一で、未分化にみえる腫瘍細胞が密度高く出ている。 小脳外顆粒細胞に起源するとの説もあるが、未だ定かではない。 部分的ではあっても synaptophysin 陽性となることが多い。
図D: Homer Wright rosettes の形成。