Infarcts, Fresh and Old, Micro
梗塞巣には、その病変の広がりの程度、時間的経過によってさまざまな組織像が認められる。 虚血(実は血液が運ぶブドウ糖なども欠乏した状態であろう)にもっとも脆弱なのは神経細胞である。
図A: 新鮮な脳梗塞の例で、神経細胞や血管周囲に高度の空胞形成(浮腫性変化)がみられる。 神経細胞の胞体は萎縮し、赤みをおびてみえる(eosinophilia)。
図B: 4 日後のもので、神経細胞の eosinophilia 、実質の浮腫性変化に加え、多数の顆粒球の浸潤を認める。
図C: さらに 2〜3 日経たもので、病巣中央部には macrophages の浸潤と毛細血管新生、その辺縁にはここに示すように胞体の明らかな反応性 astrocyte が出現している。
図D: 数ヶ月(年)後の病巣で cystic cavity に残存するマクロファージとその壁を構成する線維性グリオーシスの像である。