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脳梗塞の多くはアテローム硬化とそれにともなう血栓形成による血管内腔の狭窄、あるいはその部における血栓が栓子となり、より末梢の脳動脈に塞栓を起こすことで生ずるとされている。
図A: 外側線条体動脈領域の新鮮な出血性梗塞。 まさに外側線条体動脈の走行に一致した部位の梗塞である。
図B: 同様な梗塞がかなり時間を経たもので、 cystic scar となっている。
図C: 中大脳動脈の近位部の閉塞による広範、新鮮な梗塞。 灌流域の大脳皮質の異常は一目でわかる(出血性梗塞)が、白質が病変から免れているわけではない(貧血性梗塞)。
図D: 同様に中大脳動脈の近位部の閉塞による広範な梗塞であるが、一命を取り留め、その後、年余を経た古いもので cystic scar、病変は高度に萎縮性となっている。