Cardiac arrest
心停止は全身性の虚血ともいえる状態である。 心筋梗塞などによる心(肺)停止では、蘇生まで要した時間がその後の全ての鍵を握ることとなる。
図A: 20 分間の心肺停止後に蘇生され、その後 16 ヶ月間生存した例。 全ての大脳皮質、さらに基底核は褐色調を呈し、高度に萎縮し、脳室は拡大している。
図B: その例の海馬。 Sommer 扇形部(CA1)と支脚における層状壊死が明らかで、抵抗帯(CA2)の神経細胞は保たれている。
図C: 心肺停止の 75 分後に蘇生され、その後 31 日間生存した例。 病変はそれほど古くはないが同様の所見である。
図D: 視床、基底核には、著しい染色低下を示す境界鮮明な壊死の像がみられる(K-B 染色)。