Multiple infarcts
心臓内で形成された血栓(心房細動による場合が最も多い)が飛んで脳動脈を閉塞することがある。 このような機序で生じる脳梗塞はときに多発性、再発性が特徴となる。 本例は心房細動を伴う心不全を有するひとに認められた時期を異にする多発性の小梗塞である。
図A: 皮質および白質の小梗塞巣(丸印)を示す。
図B: Cystic cavities となった古い小梗塞。
図C: 発症後 1 週間ほどかという皮質の小梗塞で、軟膜動脈には器質化した血栓がみられる。 その梗病巣にはヘモジデリンを貪食した macrophages の浸潤、毛細血管新生がみられる。
図D: その病巣の辺縁には胞体の豊かな反応性アストロサイトが出現している。