海馬硬化(hippocampal sclerosis)は側頭葉てんかん病変の代表的所見である。 神経細胞脱落は CA1 領域に強く、次いで CA4/CA3 が侵され CA2 は比較的保たれる傾向にある。
図A: 高度の海馬硬化を示す例。 錐体神経細胞の多くは脱落しているが、 CA2 を含む領域には神経細胞が残存している。 歯状回顆粒細胞の脱落も認められる。 Inset: 対照例。
図B: 海馬硬化を示す例の CA1 領域の組織像。 神経細胞はほぼ全て脱落し生地にはグリオーシスが認められる。
図C: 海馬硬化を示す例の中には、顆粒細胞層が2層になってみえる場合がある(splitting)。
図D: 顆粒細胞が広く分散してみられる場合もある(dispersion)。