下位運動ニューロンの変性・脱落は ALS の主要な組織学的所見である。 ここでは、脊髄前角細胞でその代表的な像をみてみる。
図A: Chromatolytic change。 細胞が萎縮性で、 Nissl 小体が細胞辺縁へ押しやられ、中央部が淡くみえる。 典型的なものは、細胞はむしろ腫大する(脊髄前根の切断などに伴ってみられ central chromatolysis)。
図B: 核が偏在し、中央部には細顆粒状となった Nissl 小体がみられる(完全な chromatolysis の前段階といえる)。
図C: Lipofuscin を充満した細胞(矢頭)と lipofucin-laden macrophages の集簇(矢)。
図D: 近位軸索の膨れである spheroid (neurofilaments の蓄積)。