Olivopontocerebellar atrophy: OPCA
MSA-C は、病理学的にはまさに OPCA を背景にもつものである。 それでは病理学的に真の OPCA は存在するのか? その疑問も先に送ることとし、ここでは、臨床経過約 11 年の小脳失調の剖検例をみてみる。 脳には外観上、 OPCA の所見が明らかであった。
図A: 橋底部の萎縮。 被蓋は保たれている。
図B: 被殻、淡蒼球に色調の変化はなく、萎縮は指摘できない。
図C: 小脳では、広範、高度の Purkinje 細胞の脱落と Bergmann グリアの増生がみられる。 分子層ではグリア(astrocyte)核が増加、 neuropil はやや粗となっている。 顆粒細胞の数も減少している。
図D: 下オリーブ核は萎縮し、ほぼ完全な神経細胞脱落を示す。 小型核の増加はグリオーシスの反映。