傍腫瘍症候群
腫瘍の浸潤、転移など直接の影響によらない神経組織の障害で、特異的な自己抗体が検出される場合があることから、発症には自己免疫的な異常が関与してることが示唆されている。
図A: 肺癌の経過中に舞踏病様不随意運動をみた症例。 尾状核の萎縮と茶褐色調の色調変化。
図B: 図 A と同症例。 組織学的には尾状核神経細胞の著明な脱落と反応性アストロサイトの増生、血管周囲リンパ球浸潤を認める。
図C: 抗 Yo 抗体陽性の亜急性小脳変性症を呈した症例。 ほぼ完全に Purkinje 細胞は脱落し、Bergmann glia の増生をみる。
図D: 辺縁系脳炎を呈した症例。 海馬における錐体神経細胞の脱落とグリオーシス。 K-B 染色。