Hemosiderosis
外傷、血管障害などにより、髄液中に少量の出血が持続的にあって発症する場合があるが、出血源が特定できず原因不明のものも多い。
図A: (左)脳底部肉眼所見。 両側嗅球、海馬表面、小脳-橋角部、脳幹表面に著明なヘモジデリンの沈着を認める。 (右)頸髄表面はヘモジデリン沈着のため全周性に黒色を呈する。
図B: 小脳虫部。 この部位では表面の組織崩壊が著しく、膜状に変性して認められる。 K-B 染色。
図C: 小脳では folia の頂点部位がえぐられるような病理組織像を呈する。
図D: 病変部位では神経細胞やアストロサイトの胞体、および周囲の器質にも鉄が広範に沈着している。 鉄染色。